青かえでの茶室から

裏千家茶道を追及しています

梅一枝

先日の青かえでの稽古から2週間も過ぎてしまいました。大炉をやったり本勝手でやりたい人は本勝手でやったりしました。大炉は炉縁だけ置いて、それでも蓋置の位置や足の運びなどよみがえってきました。とても寒い日でしたが友人が用意してくれた主菓子に春が近づいていることを感じます。床はほっこりするような画散で蕗の薹が描かれた「好日」。今回は緩いお稽古でしたが、茶室の中にいると癒されます。いつもながら道具などは高価なものはないのですが陰陽が保たれているのでしょう。茶室にいる人達の心も穏やかでした。

梅一枝