青かえでの茶室から

裏千家茶道を追及しています

5月の月一稽古

茶室は風炉に入れ替わり空気全体も軽くなったように感じます。床は「松樹千年翠」鋭い書体で爽やかな5月の風の中にも厳しさを感じます。確か泰道老師だったと思います。薄茶平点前と和巾をやらせてもらいました。足のしびれが楽になって、この調子ならお稽古をもっとしたいなと思います。何があってもこうしてお稽古を続けることが茶道の教えですね。お菓子はこの季節ですから銘は「唐衣」にしました。5月の爽風の中で今年も先生手作りの「唐衣」をいただけて幸せです。花は芍薬。品があります。かたわらにうずくまるの花入れに初級の方が入れたスノーボールとピンクの都忘れもかわいく添えられていました。花をつんで花入れを選ぶ、とてもよいお稽古になりますね。自分で準備しているときも床に花を入れると無機質なお茶室が息づくのを感じます。