青かえでの茶室から

裏千家茶道を追及しています

10月の青かえで

10月もいよいよ最後に近づいて、風炉の名残りでの稽古でした。2年ほど休んでいたメンバーも参加してくれました。先月は大円之草で長いお点前が続いていたので、今月は軽く、それぞれ好きな茶箱をやった後、中置で風炉の最後を楽しみましょうとなっていました。そこで、それぞれが選んだ茶箱は「月」でした。明日は今月2回目の満月、皆さん何も言わなくても感性で返してくれます。床は鳥獣戯画を掛けて、うさぎが誰かの帯にもいて秋の野で遊んでいるようで、コロナで制約のある日常を一時忘れさせてくれます。お菓子は仙太郎。

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栗拾い