青かえでの茶室から

裏千家茶道を追及しています

夢の世界で遊ぶ

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茶道は私にとって現実から切り離された夢のような場所。先週の金曜日はゼミの仲間との練習会でした。外は一日中雨で寒い日でした。久しぶりに炭を準備して台子の初炭からスタート。茶室はもうすぐお月見ということで秋の野をうさぎやかえるになって遊ぶという鳥獣戯画を掛けて。棗はおおぶりの菊蒔絵で華やかに。色紙に書かれていた文字を読めないでいたのですが、古文書を勉強している一人が読んでくれました。意味は、多くを習うということは物事を極めることに繋がる。茶道もそのとおりだと思います。お菓子も友人が作ってきてくれました。重陽は過ぎていますが着せわたでした。菊の香りがするような夢の世界で遊んだ秋の一日でした。

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