青かえでの茶室から

裏千家茶道を追及しています

炉開き

今年もささやかですが炉開きができました。今年は友人が懐石弁当を作ってくれました。最初M氏による口切、その後はいつもどおりの稽古でした。初炭、懐石、濃茶、薄茶で終わりました。久しぶりに東肥軒の亥の子餅を用意しました。もう一人友人も参加してくれました。残念ながら椿はまだつぼみで使えませんでした。

開炉

大徳寺風懐石

亥の子餅

 

風炉最後の稽古

10月は皆さんの都合が分散してしまい先週が風炉最後の稽古になりました。コロナ以来に訪ねて来てくれた友人を入れての稽古でした。中置初炭からスタートで、卯の花で終わりました。友人にとっては久しぶりの茶道で私の練った濃茶を美味しいといって飲んでくれました。何もかも新鮮だったようです。お茶のお稽古は美味しくて楽しいが一番です。今月は炉開きです。どんな炉開きになるか、頑張る予定です。

着物で茶道

着物で茶道も秋を迎えました。回を重ねるごとに着物にも茶道にも馴染んできてるように見えます。昨日は新調したモダンな江戸小紋のお着物でした。大寄せのお茶会なんかにもちょうどいい感じでした。M氏も加わり中置初炭、薄茶、濃茶と進みました。風炉が最後になるので濃茶のお点前にも挑戦してもらいました。お菓子はこの時期いつも買ってしまうこれです。この金の月の皿に合うような気がして載せてみました。来月はささやかな炉開きを考えています。またいろいろとアイデアが膨らんできます。

ハロウーイン

 

名残りの月

10月の稽古は昨日からスタートです。風炉最後の月なのでゆっくりじっくり楽しみましょうと思っていたのですが、思ったようにはいかなかったです。それでもやっと秋らしくなり中置き初炭から始まりました。中置で濃茶をやった後は瓶かけに変えて御所籠。御所籠の拝見ありはちょっと大変でした。まだ頭に入っていません。やっぱり稽古不足を感じます。今月は稽古日が皆さんの都合により分散されてしまいましたがそれぞれのお稽古を楽しんで下さい。お菓子は鶴屋吉信の「栗きんとん」。秋を感じます。

中置で

 

9月の青かえで

まだまだ残暑が厳しくて炭手前は省略でした。8月は大円之真を頑張ったので、今月は緩くお稽古をしました。盆点、流し点でした。流し点の水差しに国焼きの細水差しを使ってみました。重いものが運べなくなってきているので。違和感なくなかなか好評でした。こんなお点前をゆっくりやるのもいいです。お稽古あとの満たされた余韻に三日ぐらい浸っていました。お菓子は同じだったので珍しく花の写真です。全部我が家の狭い庭にある物です。ひさごにほととぎす、紫式部、水引です。来月で風炉が終わりになります。名残りの趣でお待ちしています。

秋の花



着物で茶道

9月に入り、少し秋を感じるような茶室にしてみました。軸は短冊でしたが清風の文字から爽やかな秋を感じるという感想をいただきました。薄茶平点前、びんかけに変えて茶箱卯の花点拝見無し。着物も上手に着れていました。お菓子は「桔梗」でしたがそれぞれ銘を言って楽しみました。途中からM氏も参加。来月は涼しくなり炭もできると思います。

清風拂名月

桔梗

 

8月 大円之真その2

大円之真の2回目、まだ2週間前の記憶が残っていたのであまり緊張感もなくできました。2年前にやった記憶がつい半年前のようでもあり、とにかく記憶が混ざり合っています。今度またやる日まで保存しておきます。みんなお茶会の余韻を持ち込んでの稽古でしたからいろいろお話もできました。お菓子は酔芙蓉。来月も暑さが続きそうです。暑くたって、寒くたって、忙しくたってお稽古は続けましょう。

酔芙蓉