青かえでの茶室から

裏千家茶道を追及しています

お花見気分で

先週は東京は桜が満開宣言があったのでお花見気分のお稽古になりました。炉が最後でもあり、透木で初炭、天目茶碗、茶入れ荘り、薄茶は御所籠を友人に持参してもらって色紙点をやりました。御所籠は優雅なお点前とはいかず、来月再挑戦です。それでも桜の季節は気持ちも華やぎます。お菓子はあけぼのの桜餅を用意してみましたけど、意外と小さく硬かったです。お菓子は硬くてもお稽古できることに感謝です。

桜餅

 

五島美術館でお茶会

3月最後の日に五島美術館でのお茶会に誘われて出かけてきました。実はお嫁さんの社中のお茶会でした。社中の皆さんは若い方が多くて人数も多くて楽しそうに生き生きと動いていました。この10年、お茶会の亭主側になることはなかったなぁと思いながら客の一人として座って眺めていました。お嫁さんはお点前デビューで緊張しながらもしっかりお点前をしていました。終わってからの心地よい疲れと少々の反省と満たされた気持ちを味わっているようでした。経験した人だけが味わえる茶道の神様からのプレゼントですね。お稽古の途中にはお茶会なども経験していくのも大切ですね。青かえでもがんばります。差し当たって、今月は出張茶道で茨城の友人宅で茶道をします。少人数を対象にリビングで盆略のお点前です。遠いので誰にも一緒に行っても言えず一人で行ってきます。

しだれ桜

 

着物で茶道

今回は貴人点に挑戦してもらいました。上のお点前に進むにはやっておきたいお点前です。貴人台の扱いなどスムーズにできました。茶室にいるだけで体全体に茶道がしみ込んでいって、身のこなしなどもだんだん体になじんできているように感じます。体験希望のかたも参加で楽しく終わりました。もう少し人数がいたらこの小さい茶室を飛び出して広い茶室でお稽古してみようと思案中です。着物で茶道のクラスはいろいろ自由に発想がわくクラスです。写真は友人が届けてくれたつばきです。花入れに無造作に入れて。

つばき

 

二人でじっくりと

先週は二人で釣り釜で初炭と後炭、貴人清次の濃茶と薄茶をじっくりと稽古しました。やっと貴人高坏もいつもの骨董屋さんで手に入れました。やはりお点前に添った道具はそれだけでとてもいい景色です。目にいいです。お菓子は友人が下関のお菓子を持ってきてくれました。餡が黄身餡で挟まれています。菜の花畑を彷彿させてくれます。貴人清次は素直にやったらとても納得のいくお点前なのですが稽古不足であやふやになっていました。忙しさから離れてこういうお稽古もいいですね。黒文字添えるの忘れていますね。明日は着物で茶道の皆さんと稽古と続きます。

遠野菜

 

春を待つ

先月は真之行台子で長いのが続いたので昨日は釣釜で初炭、荘りもの、貴人清次濃茶、薄茶でした。真之行の後なのでお点前も軽く感じましたし新鮮にも感じました。これがいいんでしょうね。お菓子は東肥軒でした。菜の花に見えたり、タンポポに見えたり、蕗の薹に見えたり皆さん見え方がそれぞれでした。寒いですが春が近づいてきています。貴人の高坏がまだ買えなくてこんなので代用しています。ペラナカンです。

蕗の薹

 

真之行台子2回目

真之行台子の2回目を無事に終わりました。春になってお茶会や茶事の話が飛びかいました。お菓子は久しぶりの東宮の「つぼみ」。品があっておいしかったです。来月は釣り釜です。月日が経つのが早いですね。

つぼみ



真之行台子

先週は真之行台子を稽古しました。真之炭に当たってゆっくり確認しながらやりました。その後、記録によると真之行は1年半ぶりぐらいですから納得いくお点前ではありませんでした。だから来週もう一度やる予定です。お菓子は仙太郎の「雪うさぎ」

雪うさぎ